クイズの答え

 前々回のクイズ、いかがだったでしょう? 簡単すぎたかなあ?
 お待たせいたしました。いよいよ今回はその答えです。





 まずは、前々回塗り潰した本文の挿絵を最初にお見せします。
*問題の動物の挿絵
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 よく描かれていると思いますが、細部において不正確なような…
 尻尾はもう少し長いはずだし、登っている木は日本の松や杉のような樹形です。


 そして、塗りつぶしを取った第14課の冒頭部分。
*第14課の冒頭と題字
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 と、いう事で、正解は「海狸」でした。
 ご想像通りでしたか?


 「海狸」は「ビーバー(英:beaver)」のことです。「かいり」とか「うみたぬき」と読み、標準和名になっているのですが、湖沼や河川を生息域とする動物に「海ー」は誤解のもとだなあ、という事で現在では「ビーバー」とカタカナ書きにされるのが一般的です。ですが、古い時代では「海狸」と書かれる方が一般的でした。
 私が幼少期を過ごした昭和30年代は、図鑑などのほとんどすべてが「ビーバー」とカタカナ書きだけでしたが、旅行記などの物語ではまだ「海狸」の漢字書きもあって、「ビーバー」のルビがふってありました。なので、この「海狸」の字を見た時に、朧な記憶の内から「ビーバー」の読みが浮かび上がってきました。懐かしかったです。




 私の本棚には江戸時代~大正時代の教科書がまだまだあります。今回のクイズが好評でしたら、同様のクイズを又行ってみたいと思いますが、いかがでしょう?
 コメント欄ででもご意見をお聞かせいただければ、と思います。

この記事へのコメント

2018年08月17日 08:49
おはようございます。
正解でしたが「海狸」はちょっと誤解をうみそうです。河豚もそうですね。クイズ,楽しかったです。
2018年08月17日 09:11
ET先生、おはようございます。

 お楽しみいただけたようで、よかったです。
 そうですね。写真印刷がほとんど普及していなかった明治時代ですと、文章だけで文物を学ぶわけですし、「海狸」や「河豚」は誤解を生みそうですね。
 
 以前、営業で走り回っていた時、昼時分だしどっかで食事を…、と思って沿道に目を向けていると、「河豚」と言う看板が目に入り、車を止めました。ええ、料理屋だと思ってしまったのです。でも、そこは手作りの品を売る工房で、がっかりした経験があります。
 つまり、「河豚」は「フグ」ではなく、「イルカ」で、そこのお店の店名だったのです。
2018年08月18日 10:15
こんにちは。
ビーバーは分かりましたが、海狸は初めて見たように思います。河豚と違って、今は全く目にする機会が無い様な?? これ、海豚と勘違いしそうですし、何となくTVのクイズ番組にでも登場しそうですね。
2018年08月18日 10:47
空蝉さん、こんにちは。

 「河豚」(ふぐ)は今でも料理屋さんでよく見るのですが、「河豚」(イルカ)や「海狸」(ビーバー)は現在ほとんど見ませんね。ご存じなくても無理ないことと思います。
 私の場合、明治以前の古書を目にする機会が多いのでこういった古い漢字にも馴染みがあるのですが、逆に新語や若者言葉や、新しい略語なんかには極めて無知です。なので、テレビの「歳の差なんとか」等と言うクイズでは半分しか当たりません(笑)。

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