ちょっとクイズでもいかがですか?

 今日本棚を整理していましたら、以前骨董市で買った明治時代の教科書が出てきました。ちょっと、いたずら心が湧きまして、クイズを思いつきました。お付き合いいただけますか?



*「高等小学読本 四」表紙
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*同、見開きと目次の一部
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 奥付に拠りますと、この教科書は明治22年10月5日の出版です。明治19年4月9日には第1次小学校令が公布され、尋常小学校(修業年限4年)と高等小学校(修業年限4年)が設置されました。尋常小学校までは義務教育期間でしたが、高等小学校は義務教育ではありませんでした。当時はまだまだ子供の働き手を必要としていた時代でした。尋常小学校は10歳で終わるのですが、当時の農村では8歳の子供でも普通に働いている時代でした。
 さて、この「高等小学読本 四」ですが、現在の学制ですと中学校2年生の年齢に当たる子供たちが学ぶ本です。読本は文字やその意味を学ぶことを主目的として作られているのですが、その書かれている内容は2枚目の写真の目次を見ていただくとわかるように徳育や地理、博物学等多岐にわたっています。



 だいぶ前置きが長くなりました。
 では、この「高等小学読本 四」の一節からクイズを出題します。
*第十四課 冒頭
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 この第14課ではある動物を解説しています。青色の四角にそれぞれ漢字1文字が入ります。つまり、この「ある動物」の名前は漢字2文字で表されます。

 それでは問題です。この2文字の漢字を推理してお答えください。

 勘の良い方でしたら、この4行だけで察しが付くでしょうね。でも、明治前期の独特の表記に苦労されるかな?




 これだけではまだまだ分からない、と言う方のために次のページを・・・
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 このページにはその動物の銅版画も掲載されているのですが、さすがにそれでは直ぐ分かってしまうので、塗り潰してあります。
 かなり詳しい説明が書いてあります。今と違ってテレビでネーチャー物や動物番組が見れる時代ではありませんし、写真付きの図鑑もない時代ですので、説明文は微に入り細に入りですね。





 これでも分からない方のために、この節の文の最後までお見せします。
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 もう、これで分かると思います。





 あれ?まだだめですか?では、最後のヒントを…
 現在はこの動物の名前はカタカナ4文字で書くのが一般的です。漢字の字面はこの動物の生態とは合わないような・・・



 正解と解説は17日(金)にアップする予定です。

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この記事へのコメント

2018年08月14日 09:05
おはようございます。
漢字を知らなかったので調べて意外でした。
「水〇」という2文字でこれではないかと思っています。
英語で6文字,最後は「r」ですね。
2018年08月14日 10:09
ET先生、おはようございます。

 たぶん、お考えになった動物は当たっていると思います。が、漢字は不正解です。
おしい!

 最後のヒントの『字面はこの動物の生態とは合わない』を参考になさってもう一度トライはいかがでしょう。
2018年08月14日 15:39
こんにちは。
「水〇」というのは44ページや45ページの文章の中にある言葉で,これが決め手かなという意味です。
答えも漢字では2文字ですよね。
2018年08月14日 16:08
ET先生、こんにちは。

 ああ、なるほど。
 すいません、誤解していました。
 その通りです。文中の「水堰」が最大のヒントになると思います。

 正解は漢字で2文字なのですが、この動物の姿態や生態からはこの漢字を想像すのは難しいと思います。

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